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ワークショップ開催レポート

空想SCHOOLリポート (2006/8)



みなさまに告知していたインターンシップ「空想SCHOOL」、8月に無事開講いたしました。ふだんはWEBで行っている空想生活のステップを実際に体験してもらうというこの試みに、8月19日と26日の2回にそれぞれ14名の学生が参加。空想生活スタッフと一緒に、真剣にそして楽しく「みんなのほしいを形にする」ことに挑んだのです。

19日に参加したのは、関東圏のデザイン系の大学を中心に、静岡そして大阪といった遠方からも! 男女比はほぼ半々で、ふだんから空想生活のWEBが好きで見ている人、一風変わったインターンシップに興味を持った人など、参加の動機は様々でした。午前10時にスタートしたワークショップのテーマは「鞄」。オブザべーション(日常生活の写真から問題点を発見する)→リデザイン(問題点から対策を練って「カタチ」を提案する)→コミュニティーメーキング(「ほしい」人を集めて、メーカーに作ってもらう)という、「空想SELF」のステップを一日に凝縮、4つのグループにわかれて作業を進めました。

参加者の大半はこの日が初対面。それにも関わらずグループごとに熱心にディスカッションを繰り広げ、自分の考えをどう伝えたらいいのか、本当にほしい鞄ってどんなものなのか、問題だと思っていることはみんなも困っていることなのか、やりとりしながらそれぞれのアイデアをブラッシュアップしていきます。そしてプレゼンシートを作成し、参加者全員にプレゼンテーション。全員が紙幣代わりのシールを片手に、「これはほしい!」という提案に票を投じました。

いろんなサイズの荷物を整理しながら取り出しやすくした鞄、自転車に乗っているときも便利な鞄、同じデザインの鞄に差違を生み出すきっかけ……様々なアイデアが壁に貼られるなか、最も多くの指示を得たのは、中嶋雅幸さん(多摩美術大学3年生)の「本を大切に運ぶ」という提案。本やノートは常に持ち歩くものだけれども、鞄にそのまま入れると角が折れたりしてしまう。プラスチックケースに入れるとかさばっちゃう。ならばいろんな厚さやサイズに対応できる「バッグinバッグ」の提案です。鞄に入れるだけでなく、そのまま持ち歩いてもよし。絵と文字だけで見てイメージできる、その分かりやすさも評判でした。

ほしいと思うものをデザインに起こして、そしてみんなにきちんと伝える。シンプルだけれどもそれがどれだけ大変なことか、参加者は実感したそうです。商品化のためのプロセスに自ら挑むという経験は、いい刺激になったはず。「大学の授業では経験できない貴重な時間」「空想生活の試みを体験することで、学んだこととこれからの仕事がどうつながっていくかに興味が持てた」「また機会があるなら参加したい」。ワークショップを通じてのコメントからも、有意義な時間を過ごせたことが分かり、主催した私たちも嬉しい限り。 次回開催が決まったら、またすぐにお知らせします。学生のみなさん、要チェックですよ!