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Switch! the design project
Internship Program 01

オリエンテーションレポート (part1 / part2

8月3日 説明・講義・試乗会

 「電気自動車だからこそ実現できる、新しいライフスタイル・家・街、」をテーマにした、夏のインターンシップ・プログラムがいよいよ、スタートいたしました。20名の参加者を、川崎にある東京電力(株)の技術開発研究所にご招待。
 「自動車を家や街と関連して考える、という今回のテーマに興味をもった。」「他大学の人たちと交流し、刺激を受けたい。」「空想生活のモノづくりに関心があった。」など、参加の動機は様々で、これからの展開の楽しみなチームになりました。

 本プロジェクトのご説明、学生のみなさんからの自己紹介、そしてテーブルを囲んでの昼食と、アットホームな雰囲気でスタートした午前のプログラム。午後は、講義、電気の史料館見学、電気自動車試乗会と続きます。今回のレポートは、そのエッセンスをお伝えします。



13:30~「でんきと暮らし」
講師:森尻謙一氏/東京電力(株)営業部 デザインセンター所長


 「電気は、人間の手によって作られる、非常に近代的で、クリーンなエネルギーです。色、におい、カタチがなく、地球温暖化の原因となるCO2の排出も少ない。また、エネルギー資源の約84%を輸入に頼る日本にとって、火力・水力・風力・原子力といった、様々な発電方法を組み合わせられる電気は、生活・経済に不可欠なライフラインでもあります。
 私たちはいま、快適で地球に優しい暮らしを送るための「オール電化住宅」をご提案していますが、住宅からの移動も含んだ「オール電化生活」が重要だと考えています。国内全体の約2割のCO2 を排出する運輸部門の石油依存度を下げることは、経産省の発表した『新・国家エネルギー戦略』の中でも、目標値が明記されおり、電気の担うべき役割があるのです。
 電気自動車のCO2排出量は、ガソリン車の約2~3割と非常にクリーンです。このクリーンな電気自動車を、どう普及にさせていくか、それが現在の課題です。自動車メーカーやインフラの整備も重要ですが、クルマ単体ではなく、暮らし全体に与える影響を考え、電気自動車がつくる未来への"夢"をどう発信していくか。みなさんには、その点について、柔軟な発想を期待しています。」
>>資料のダウンロードはこちら(PDF:8.8MB)



15:20~「電気自動車の最先端」
講師:姉川尚史氏/東京電力(株)電動推進グループ グループマネージャー


 「電気自動車は、『電気の史料館』に展示されているエジソンの発明品からはじまり、歴史は長い。かつての、鉛電池や初期のリチウムイオン電池を搭載した電気自動車の、"電池寿命が短い""価格が高すぎる""充電に時間がかかる"という悪いイメージを払拭できないでいますが、現在の技術を用いれば、十分に実用性に足る電気自動車が作れるところまで来たと思います。すでに東京電力支店では、営業用車両として利用している地域もあります。
 ガソリン車と全く同じスペックを電気自動車に求めて、比較検証ばかりしていてはいけなくて、「静か」「排ガスが出ない」「廃熱が少ない」といった、電気自動車の特長を活かした、電気自動車ならではの使い方を、模索していく必要がある。例えば、昼間走行した電気自動車を、夜間電力をつかって充電する、という習慣を毎日続けていると、"たまごっち"を育てるような愛情が湧いてくるんです。
 電池や充電の技術は、まだまだ進歩する可能性があります。現在の技術や自動車の使い方に限定されない、提案をお待ちしています。従来の自動車の形状を真似る必要はありませんから。」



講義を聴きながら、自然と手が動く参加者。イメージが膨らみます。