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素材からデザインを提案する

インターパーツ

インターパーツ1

インターパーツという不思議な植木屋が、神奈川県の戸塚にある。一見、植物や植木鉢を売るお店でありつつも、庭もデザインし、家まで建ててしまう。ここでは、「気持ち良い」ということを軸に、日本の風土、気候、環境を考慮に入れながら、生活、そして景色をつくっている。インターパーツはinternal partsの略で、人も植物も内側から気持ち良くなるパーツの意だ。選りすぐられたパーツは、最終的にはハーモニーを奏で景色へと溶け込んでいく。自らを植木屋、そしてランドスケープデザイナーと呼ぶ、 同店店主・野口薫に彼の想いを聞いた。

インターパーツ2

Q, インターパーツは、植木や植木鉢を売ったり、その他デザインもされたり、さらに驚くことには家も建てたりしていますよね。
A, このお店は、全てのパーツは現場から生まれるという考えを元にやっているんです。全体の景観、ランドスケープを考慮して、植木屋の立場から現場に必要なパーツ、ちゃんとした職人がつくったパーツを集めると、そこに相互作用が起こり、気持ち良さが生まれる。机の上でモノを考えるデザイナーや建築家だとそれを間違えてしまう。それと同じ考えに基づいて、日本ならではのフォルムを意識した上で、植物に合うスタイルの植木鉢をつくってもいるんですね。火鉢に使っていた型を使って植木鉢をつくったり、盆栽鉢を白磁でつくったりね。

インターパーツ3

Q, 植物や造園に関しての勉強は、どこかで習われたのですか?
A, いや、植木屋さんの敬愛する師匠はいましたが、基本的には遊行です(笑)。遊んで汚れたり、擦り傷をつくって学んだことなんですよ。父親も土いじり、植物が大好きな人間でしたからね。まっすぐじゃなかったり、アットランダムだったりする自然の気持ち良さは、体で覚えた。デザイナーや建築家というのは、すぐに「自然を大切にしよう!」なんて言い出すけど、植物の感覚なんてわからないから、等間隔に木を植える。不自然なんですよ。もし、木漏れ陽を気にして植えたら、ああはならない。後は、カリフォルニアのシーランチに受けた影響は大きいね。続きはPingmag MAKEで


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