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素材からデザインを提案する

コケシ

コケシ1

江戸時代の東北地方で生まれたコケシという郷土玩具。頭があって胴体があるという、極めてシンプルな造形ながら、産地毎の絵付けに大きな特徴があり、日本各地にコケシ・マニアを生んだ、コケシ・ブームと呼ばれる時代もあった。最先端の玩具に子供たちが目を奪われる今の状況においても、黙々と木を削り続ける工人は胸にどんな想いを秘めているのか?

コケシ2

Q, 今の人たちには馴染みが薄いと思いますので、まずはコケシ事情についてお聞かせください。
A, いやあ、どうなんですかね。昔みたいにバンバン売れたりとか、そういうことはなくなりましたね。昭和40年代にはコケシブームっていうのがあったんですけどね。元々、コケシというのは、お椀、お盆、仏器という生活用品をつくっていた木地師が片手間でつくっていたものなんですよ。起源を辿ると、江戸時代まで溯るらしいんですけどね。あんまり文献は残されていないです。その頃は、玩具なんていうのは、なかったから、そこらで遊ぶ子供たちのために玩具をつくってあげたんでしょうね。

コケシ3

Q, 東北の温泉地が産地になっているケースが多いように思うのですが、温泉とは何か関連があるのでしょうか?
A, まずコケシは東北だけの文化ですね。出来上がったコケシを、温泉に湯治に来た旅人にお土産物として売っていたんですよ。ウチの祖父や父の時代は、売れて売れて忙しかったみたいですよ。続きはPingmag MAKEで


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2009/03/10 06:57:18