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飯田水引

水引とは和紙を撚(よ)って糸にして結び、金封や結納などに使用するもの。古くは飛鳥時代にさかのぼる。一方、今回紹介する飯田水引の歴史は江戸期元禄に始まる。桜井文七なる人物が髷(まげ)を結う時に使う元結(もとゆい)と呼ばれる紐の改良に成功し、その名を全国に知らしめた。このように日本人の精神を受け継ぐと同時に、生活に身近な存在である水引。その文化を現代に伝えるために奮闘する、創業明治21年(1888年)の老舗、喜久優の渡邊嘉伸社長を訪ねた。

Q、飯田の水引は約400年という長い歴史があるそうですね。

A、飯田市は南アルプスと中央アルプスにはさまれており、水と紙の材料であるコウゾに恵まれ、もともとは紙の産業が発展してきたと言われています。歴史的には江戸期元禄年間に、桜井文七が丈夫で光沢のある高品質な元結を開発したことがきっかけで、飯田元結の名が全国的に知られるようになりました。

その後、明治の文明開化、断髪令によってみんなが髷を切ったため元結の市場は縮小したのですが、それに代わるように水引の文化が市民の生活に浸透してきたのです。現在、飯田水引は全国シェアの7割を担うと言われており、当市の大きな産業となっています。 つづきはPingMag MAKE


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