思いもよらない技術や素材の使い方を、あなたの手でデザインに変えてみませんか?
空想生活と『室内』がおくる「材料と技術のお見合い」企画では各回のテーマとなる材料・技術を利用した新しいデザインを募集し、ユーザーの投票により人気の高いデザインをモックアップ化し、商品化を目指していきます。

▲合板(ごうはん)の原材料。
単板(たんぱん)という厚み1mm程の板を 何枚も重ねて合板は作られます。
▲コムプライト(名称)
単板にフェノール樹脂を真空含浸し、 必要枚数だけ重ね、熱圧成形したもの。 (写真は製造途中)
コムプライトを製造する際に出る端材です。積層状態を見ることが出来ます。(この端材はすべての合板の製造において発生します)
合板&コムプライトの積層面の彩り を利用して色々な物に加工して行きます (写真は加工品のほんの一例で球体等色々な形状を 作成することが可能です)
 第1回、2回コンペのグランプリが決定し、製品化が期待される「材料と技術のお見合い」。第7回目は、最近インテリアなどで注目の素材、「合板」を使ったものづくりに挑戦です。
 合板は原木を大根のかつらむきのように、1mm程に薄くむいたものを乾燥した"単板"に接着剤を塗って、数枚重ねたものを圧着したものです。合板の応用として、三次曲面をつくれる成型合板があります。その代表例として、イームズのDCWやヤコブセンのセブンチェアなどの椅子がありますが、それらは型を使って作られています。この企画にとって、"型"は高価になるうえ、少量生産にも向いていないので、使うことはできません。
 テーマである「合板を曲げる」をいくつか実験してみました。接着剤の間隔を開けて塗ってみたり、手で曲げてみたりしましたが、木が割れたり、カーブの強度が弱くなってしまうなどやはり型を使わないと曲げるのは難しい結果になりました。
 そこで思いついたのが「金太郎飴合板」。木の風合いや手触りを踏まえ、合板に切り込みや接着、曲げ(たわみ)などで行える「手作りカーブ合板」を作り、それをスライスすることで、特性は保ちつつコストを抑えて製造できるのではないでしょうか。身の回りで考えてみると、ハンガーにぴったりだし、フィンランドのデザイナーの作品に、鍋敷きなんかもあります。そのほかに思いついたのがズボンプレッサーやスタッキングできる棺。材料を少なく、デザインはシンプルなものを考えてみてください。さて、アイディアのイメージは膨らみましたか?



・本来ベニヤ(Veneer)というのは、板を構成している1枚1枚の薄い板のことを言います。この1枚1枚の板の事を単板(たんぱん)といい、 単板=ベニヤ(Veneer)なのです。一般的にベニヤ板と言っている板の本当の呼び方は 合板(ごうはん)といい、英語でPlywoodと書きます。
・合板・・・接着剤のみで積層を行います。
・コムライト・・・樹脂を染み込ませて積層します。
・厚みは1mmから100mm以上の積層材を製作できます。
・最大3m×2mまでの合板を用意できます。
・1枚から製造可能です。
・カット、穴開け、NC加工も可能です。

※コムプライト特性
一般的には積層強化木と呼ばれ、板と樹脂の比率は3:7。水よりも比重が重い為、水には沈みますが水に強く、ワックス仕上げ等で表面が劣化しにくく 大変丈夫な合板です。

「07合板を曲げる」への応募エントリーの受付は終了しました。

  たくさんのご応募ありがとうございました。現在メーカー様とデザインについての条件などの交渉を行っております。追ってデザイン画応募についての詳細をメールにて送付いたしますので、エントリーされたみなさま、もうしばらくお待ちください。

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