思いもよらない技術や素材の使い方を、あなたの手でデザインに変えてみませんか?
空想生活と『室内』がおくる「材料と技術のお見合い」企画では各回のテーマとなる材料・技術を利用した新しいデザインを募集し、ユーザーの投票により人気の高いデザインをモックアップ化し、商品化を目指していきます。

▲ボイラーで蒸気を発生させて籐をやわらかく!
▲グラマーなマネキンになるかは熟練の経験と勘!
▲バーナーや手作業で柔らかく加工することも可能です

第5回目のお見合いは「籐と編む」がテーマ。籐と聞いてイメージするのは、椅子や籠などですが、今回協力して頂いた海宝ラタンは、世界でもあまり類を見ない、籐製のマネキンを作っている会社なんです。創業して80年、腕はピカいちの職人さんであり、籐業界のこれからを考えている経営者でもあります。

籐には大きく分けて、「民」と「芯」という種類があり、骨組みや編み込むものな ど、パーツによって使い分けます。それらを加工する場合には、水で湿らせる、蒸す、加熱するなど、軟らかくしてから成形する必要があります。 そして籐は、この連載のテーマでもある、脱金型ができる素材なんです。成形する ためには木製の型などを使いますが、金型にくらべれば、コストパフォーマンスに優 れた素材だと言えます。  

軽くて弾力があって耐久性のある籐は、編んでいくことで、3次曲線を作ることができます。籐の特性と職人さん腕を駆使すれば、ワンオフで自由なカタチを作ること ができるのです。例えば石膏のギプスのかわりや車椅子の座面に使えば、一人一人の体にフィットした形をつくることが出来ます。人体によくなじみ、肌にふれたときの 感触もいい。籐はそれをクリアした数少ない素材なんです。海宝さんはデザイナーの持つ力をよく理解している職人さんです。この技術を使って、あなたの空想をカタチにしてみませんか?


 ・民籐:籐家具の骨組材や補強材として使われる、径の太い籐。
 ・芯籐:径が細い籐の皮を剥いだ残材で。
 ・皮籐:細い径の籐から皮を剥いだもの。
     椅子の座面や編込み、接合部分の補強に適 した素材。

 


「05籐と編む」への応募エントリーの受付は終了しました。

  たくさんのご応募ありがとうございました。現在メーカー様とデザインについての条件などの交渉を行っております。追ってデザイン画応募についての詳細をメールにて送付いたしますので、エントリーされたみなさま、もうしばらくお待ちください。

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