 |
| ▲オーブンにて加熱します |
 |
| ▲加工のための木型です |
 |
| ▲くるくるまるめる加工も可能 |
 |
| ▲コーリアンも木型で曲がります |
|
 |
|
 |
第1回のテーマはデザイナーのみなさんにもおなじみの「アクリル」をテーマとします。
今回技術を紹介するトープラは故倉俣史朗氏の照明器具「オバQ(kシリーズ)」などを制作しており、アクリルを熱で加工して、やわらかくなった状態のうちに木型などで成型することが可能です。
工業製品は「金型」とよばれる型が必要とされ、その莫大な投資のためにデザイナーがオリジナルデザインをつくりづらい、という問題点がありました。ですが、アクリルを熱加工することで成型できる、金型よりも低コストな木型を使うことができる、という点がこの壁を打ち破るきっかけとなるかもしれません。
トープラでは木型の作成もオリジナルで行っており、多面体だけではなく、写真のような筒状の曲線などをつかった木型も作成しています。
加熱した状態ですぐに木型にいれ、強い力で圧力をかけることにより、形状を定着させます。オーブンから出したときは、まるで布のように柔らかいですが、通常のアクリルの場合は約5分くらいで硬くなってきて、エアガンをふきつけて完成します。
今回紹介したアクリルと加熱加工の技術をどのような商品デザイン案にするかは、デザイナーの皆さん次第。力作をお待ちしております。
|
 |
・プラスチック樹脂の一種
・ ポリプロピレンや塩化ビニル樹脂同様熱可塑性の樹脂
・加熱するとやわらかくなり、冷やすと固まる
・再加熱で再びやわらかくなる
・透過性に優れ、光を拡散させる
・対光性があり、長期間日光や雨風にさらしても変質しづらい
・軽くて強靭で、耐衝撃性がガラスの約10倍
・加工しやすく、切削・接着・曲げ・穴あけ・成型が容易
・電気絶縁材料として長期間の使用が可能
・化学薬品に対して強い抵抗力がある
・燃やした際に有毒ガスの発生がほとんどない |
 |

・約270度でアクリルを加熱し、やわらかくするオーブンがある
・金型を使用しないで制作ができる(オリジナルで作成した木型を利用)
・半球型のパーツを制作する際に、直径の約半分の高さが
アクリルの伸びる限界点 |
|