マスッチがイラスト化するみなさんの「ほしいの声」。今回はなおさんから寄せられた、「片手で完結する傘」がほしいという声に応えます。傘を巻くのに両手を使うと服が濡れちゃう! このストレスから解放されたいというのが、なおさんの声です。なるほどその通りで、荷物を持っている時やおめかししている時、傘の開閉に両手がふさがるのは困りますよね。マスッチ、どうしたらいいだろう。たとえば紐をものすごく太くして、傘を巻きやすくするとか?
「でもそれだと両手を使うことに変わりはないわけでしょ。根本的な解決には至らないよね」
おっしゃるとおり、冷静なマスッチに玉砕です。
「それよりこうしたらどうだろう?」
いつもながらマスッチの頭がクルクルと動き出した様子。
「紐があるから、まかないといけないわけだよね。それならいっそ、紐なしの傘が出来ないかを考えてみたらいいと思って」
でもそれじゃあ、傘自体が濡れたままではないですか。
「うん。でも傘に使う素材を、すごく伸縮性があって、閉じるとシュッと縮むものにしてみるっていうのはどうかな。イメージはストッキングみたいなもので、閉じると縮んで、開くと伸びる。そうすると閉じた時のヒダがなくなって、傘を閉じたらすぐに水滴も落ちる仕組みです。撥水性が高くて伸縮性のある薄い素材を採用すれば、夢物語ではないと思う」
確かに! 紐をなくして、ホックを留めるという行為そのものをなくしてしまうというマスッチのアイデアは、斬新かつ現実的に思えます。未来からやって来たかのようなこんな傘があったら、雨の日が待ち遠しくなりそうです。