空想マガジン
マスッチ・イラスト塾 第39回
「傘」を描く
マスッチイラスト

もうすぐ梅雨の季節ですね。レインコートに長靴で出かける雨の日、 小学校の時は何だかウキウキしたものです。 でも働くようになってからは、ユーウツ。長靴履くわけにもいかず、 急な雨に降られてせっかくのスーツがビショビショになったり(泣)。

「だったら可愛い傘とか差せば?」

ずぼらな私はビニール傘派。素敵な傘を差したいと思いつつ、玄関にはビニ傘がたくさん……。

「だめだよそんなんじゃ。よし、今回のテーマは傘にしよう」

なぜか積極的なマスッチ。もちろんウェルカムでございます。

「傘だけ描いても伝わりにくいから、誰かが差している状況を描くのがいいね。ビニール傘は、特にテカリを描いたりする必要はありません」

え、そうなの? どうやってビニールっぽさを出すんだろう。

「ビニールは透明でしょ。だから差している人や人影が透けて見える、その様子を描けばいいんだよ」

あ、なるほど本当だ!

「それで、ちゃんとしている傘は……、ほら、透けない」

マスッチ、遠回しに私のことを非難しています。

「そんなことないよ……ちょっとあるかな。 それで日傘だったら、柄が長かったり、形そのものもエレガントだよね。 あとはレースやフリルをあしらってあげる。 雨が降っている時と違って、日射しの強い時に差すものだから、人間の影を強調するのも効果的です。 逆に雨の時は日が差さないから、影はそんなに必要じゃない」

こうやって見比べると、ちゃんとした傘を買いたくなってきます。 何だか今回は、マスッチのマナースクールのようでした。素敵な傘を差して、梅雨を乗り切るぞ!


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