空想マガジン
マスッチ・イラスト塾 第23回 一人暮らしの部屋を描く(2)
マスッチイラスト
前回に引き続き、「一人暮らしの部屋」です。大学進学で上京した彼女は、無事学校を卒業して就職しました。今回は、引っ越したその部屋を描きます。
まず何といっても大きな違いは、ワンルームから部屋数が増えたこと。寝るのも食事も、テレビを見るのも一部屋だったのが、寝るのは別になりました。とは言うものの、寝室をこまかく描く必要はありません。扉を描いて、その向こうに別に部屋があることを感じさせればOKです。そしてもう一つの変化は、家具。ちゃぶ台から、テーブルとお気に入りの椅子、さらにスペース(と収入)に余裕があればソファも置いちゃいましょう。照明も、お仕着せのペンダントライトから、ちょっとおしゃれな間接照明にステップアップ。部屋の広さを描くよりも、こういう小物に変化を付ける方が効果があります。もちろん、テレビはブラウン管から薄型の液晶に買い換えました。
さらにリアルさを感じさせるのは洋服です。カジュアルな洋服ではなく、仕事場に着ていくようなスーツを描きこむと、彼女の成長が感じられますね。
前の住まいと変わらないのは、意外かも知れないけれどカーテンです。みなさんご存じの通り、カーテンはオーダーするとかなり値が張ります。しっかり者の彼女は、引越先にも持ってきました。すべてを変えずとも変化を生み出す、これがマスッチテクニックです。


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