空想マガジン
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空想生活ユーザー nikoさん

空想生活ユーザー nikoさん

nikoさんの「ほしい」の声を元に作られた「冷水器」

「空想生活の魅力は、商品化までのプロセスに参加できること。ユーザーの声を直接聞ける機会って、なかなかないことです」と言うのは、家庭用冷水器の提案者であるnikoさんです。この提案をしてくれたのは約2年前のこと。提案当時、大学でデザインを学んでいて、デザイン関連のコンペに興味を持たれたのが、空想生活を利用するきっかけだったとか。

参加者みんなで、アイデアを育てる

「通常のコンペは、主催者が出したテーマに対してアイデアを出し、審査されるという直線的なアプローチしかありませんでした。それが空想生活ではアイデアに対していろんな方からコメントがあり、それをさらに自分のアイデアに活かすことができる点が魅力でした」。
そして提案したもののひとつが、家庭用冷水器だったのです。ペットボトルに水を入れて冷やして、飲んで、そしてまたペットボトルに水を入れて、という生活をしていたnikoさんが、「電気で冷たくする電気ポットがあったら」、とご自分の生活から生まれたアイデアを投稿してくれたというわけです。オフィス用の冷水器は目にしますが、家庭用のサイズとなると確かに見覚えがありません。温水ポットと同じように、冷蔵庫に入れることなく冷たい水がすぐにできたら、実に便利。そう思った人は多かったのでしょう。でんきTVに投稿されたこの声には多くの賛同が集まり、「Switch! the design project AWARD 2008」を受賞するにいたりました。
さらに今年に入って、この提案をもとに空想無印「冷水器」が提案され、さらなるステップを踏んでいます。最初にCG化された時はもっとポット然としていたのですが、今回はカラフェ状になっています。nikoさんの提案は「ポット」だったので、その点は異なりますが、いまも順調に投票が集まっています。

気軽に投稿できる仕組を

2年という時間をかけながら、冷水器は商品化への道を進もうとしています。その間nikoさんが面白いと感じているのは、やはりユーザーとのやりとりだそうです。デザイン提案が商品化されたらロイヤリティも生じて、それはそれでもちろん嬉しいし、モチベーションはあがる。けれどもやっぱり嬉しいのは、ユーザーとのコミュニケーションなのだとか。「いろんな人の声が聞きたいので、ささいなことでも気兼ねなく投稿してもらえたら嬉しいです。空想生活がユーザー同士のやりとりをしやすくするようにしていく、というのも手だと思います。SNSのようにコミュニティーベースでのやりとりがしやすくなったりしたら、もっと活発なサイトになるのではないでしょうか」。
大学卒業後、コンピュータのプログラマーとして忙しい毎日を送っているというnikoさんからは、このコメント以外にも、更新の頻度を上げる、掲載情報の優先順位を再検討するといいのではといった、「こうなったら空想生活はもっと使いやすくて魅力的なサイトになるはず!」という提案もいただきました。見やすく使いやすいサイトになっていること、それは私たちにとってもクリアすべき課題としていつも頭をひねっていることです。nikoさんからの貴重なアドバイスを受けて、その思いを新たにしました。迅速に対応していきますので、みなさんも「こんな風になっていたらいいのでは」という声をぜひ届けて下さい!
最後にnikoさんに、いまでもペットボトルに水を入れて冷蔵庫で冷やしているのですかと聞いたところ、「あ……、投稿時は学生で、お金がなかったんですよね。社会人になって収入を得ることができるようになって、飲み物を買う余裕ができたんです(笑)」。なるほど、学生当時の環境から生まれたアイデアだったのですね。予期せぬ返答にこちらも思わず笑ってしまいました! 社会人となったnikoさんが、今後はどんなアイデアを投稿してくれるのか、楽しみにしています。