空想マガジン
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空想くるま

2nd stage 講評会( Part1 Part2
講評会01

2月18日水曜日。日産自動車株式会社の厚木テクニカルセンターで、「空想くるま2nd stage」の講評会が行われました。これは「仲間といっしょに遊ぶくるま」「こどもといっしょに遊ぶくるま」「遊びと仕事を両立するくるま」「二人がドライブに行くくるま」「みんなで育てる新しいキューブ」の5つのテーマに寄せられた97もの提案から、特別賞を3案選ぶために開催されたもの。会議室の一室を会場に、講評会は行われました。今回はこの講評会の様子をお伝えします。通常よりもロングバージョンですが、ぜひ最後までお読み下さい。

講評会02

左が柴田文江さん、右が下川一哉さん

講評会には、このプロジェクトを私たち空想生活と一緒に推進して下さった日産自動車グローバルアフターセールス事業本部の藤井真さん、福島康弘さん、商品企画本部の知原稔さん、1st stageから関わり続けてくれている商品企画本部の遠山栄一さんのほか、カーライフ商品企画、マーケティング、デザインなど様々な部署の方が参加され、さらには雑誌『日経デザイン』編集長の下川一哉さんとインダストリアルデザイナーの柴田文江さんがゲストとして加わって下さいました。日常生活の交通手段は自転車で、車に乗る時はもっぱら助手席でナビ担当という下川さんからは、「運転しないからこそ『もっと車がこうなるといいな』と思えることも多々あるはず」、自動車を運転することが大好きだという柴田さんからは「私にとって車は『日常の中の娯楽』。ユーザーの立場から自由にコメントさせてもらいます(笑)」とご挨拶が。様々な立場から車に関わっている方、車に触れている方が一堂に会し、講評会はスタートしたのです。

車の必需品はしりとり?

今回参加下さったみなさんには事前に提案を見てもらい、興味のあるものを選び、投票してもらっていました。そこでの獲得票数の高いものを中心に、興味を引かれた点や改善点・課題、さらにはその提案から見えてくる車の未来像といったことをみなさんが話すという形式で講評会は進みました。ユーザーからの支持を多く集めているものが議題にのぼることもあり、みなさんが活発に意見を述べ合ってくれたのが私たちとしては嬉しい限り。獲得票数の多かった提案および議題にのぼった提案は下記の通りです。

子供と一緒にしりとりをして遊ぶ車
(テーマ:こどもといっしょに遊ぶくるま)

子供と一緒にしりとりをして遊ぶ車

これは講評会メンバーの中でも、お子さんのいる方に特に好評だったもの。なぜか車に乗るとしりとりをしたがる子供は多いようで、しかも飽くことなく延々と続くのが大人にとってはつらいところ。「子供の要求に車が応えるのはいい」「しりとりのレベルも選べるようになるといいのでは」「親だからしてほしいもので、機械相手でいいのだろうか」「渋滞すると大人同士でも白熱する」「ナビのエンタメ機能のひとつに組み込まれると嬉しい機能」。確かに、ナビの機能のひとつにあったら、大人も楽しめそうです。

買い物袋を無事に家に持ち帰る方法
(テーマ:こどもといっしょに遊ぶくるま)

買い物袋を無事に家に持ち帰る方法

これはユーザーからの支持が高かった提案で、折りたたみ式のフックを座席の背中に付けるというもの。講評会メンバーからは、「買い物袋だけでなく、上着をかけられるといい」「ものを引っかけたいという潜在意識は、多くの人がもっているのでは」「機能を優先するか、デザインに重きをおくかの議論が必要」「フックがたくさんあると車に家庭臭が入り込むのでは」といったコメントが上がりました。議論が進むうちに、車に荷物を持ち込む場合、降りる時の取り出しやすさが大事になってくることも見えてきました。

掘りごたつラゲッジフロア
(テーマ:仲間といっしょに遊ぶくるま)

掘りごたつラゲッジフロア

車に掘りごたつが内蔵されているという発想に、「まさに今の若い人がのぞむ車。まったりしたいという気持があらわれている」「スノーボードやサーフィンといったスポーツを楽しむ人たちの車として受け入れられるのではないか」「走っている時はどうなる?」ユーザーが車に求めるものが確実に変わってきていることが分かる提案に、講評会メンバーの興味も高まった様子でした。

膨らませて使える、テント&EV太陽光充電ユニット
(テーマ:仲間といっしょに遊ぶくるま)

膨らませて使える、テント&EV太陽光充電ユニット

「パオのような感じ。電気自動車だから成立する提案」という下川さんのコメントを皮切りに、多くの講評会メンバーの賛同を得た提案がこれ。「陸のヨットのような、遊牧民のような、アドベンチャーを感じさせる提案。滞在出来る楽しみがある」「実現出来るかどうかは別として、発想は評価したい」。車が移動手段だけでなく、移動したその先での簡単な滞在場所になる。それは新たな可能性を秘めているようです。

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