右端から、日産自動車遠山さん、志賀COO、山下EVP
2月24日、日曜日。この日は、日産自動車とともに進めてきた「空想くるま」プロジェクトにとって、とても大事な日でした。「こんなくるまが欲しい」には多くの方が参加してくれ、たくさんのアイデアが集まりました。そのうち上位5組の提案者が日産自動車COOの志賀俊之さんにプレゼンテーションする日、それが2月24日だったのです。
日産本社の会議室を会場に、プレゼンテーションは行われました。志賀COOをはじめ、デザイン、開発、マーケティングの要職に就く方がいらっしゃり、あの中村史郎さんも出席! 提案者の興奮と緊張は高まるばかりの様子です。観覧者のみなさんが見守る(?)なか、96さん、koshiさん、TRさん、@guyさん、Ragdollさんの順に、プレゼンテーションは行われました。
会場となった役員会議室は、緊張感のある雰囲気
くるまに乗る楽しみをもっともっと増やす提案、くるまに乗りやすくなるように駐車のシステムを作る提案、ご自身の体験から生まれている切実な提案。プラスアルファの楽しみを実現する等身大の提案、自分らしさをくるまに反映する提案。発想の背景もしっかり把握でき、そして具体的に内容が見えてくるプレゼンテーションで、とても分かりやすい。それを受ける日産のみなさんからは次々に質問が投げかけられ、そして提案者も熱心に答える、というやりとりが繰り広げられました。そのやりとりを見ているだけで、今回のプレゼンテーションには大きな意味があることを実感。そして同時に、真剣なやりとりのなかに参加しているみんながワクワクしている楽しさがあふれていて、くるまの魅力をあらためる感じる時間となりました。くるまのプロである日産のみなさんにとっては、ユーザー側の提案が新鮮に感じられることも多々あるようでした。ものづくりのルールを飛び越えて、自分の欲しいものをダイレクトに提案=空想できるのは、ユーザーの強みとも言えるでしょう。
「一人一人が持っている生活に対する価値観に対応できるくるまが求められているのではないか、そう思わせる提案でした。その価値観に対応することが、カーライフの楽しさにつながるのでしょう。実際に検討したくなる提案もあり、とても有意義な時間でした」。
プレゼンテーションを総評しての、志賀COOのコメントです。
中村史郎さんからは、
「とても面白かったです。気持ちよさ、ちょうど良さというものを、くるまに求めているのだということが見えてきました。すでに市場にあるくるまとはちょっとした微差に見えることが、実はユーザーには大きな差なのでしょうね」とのコメントが。
「臨場感のあるプレゼンテーションでした」「くるまへ求めるものが、機能から価値創造へと変換していることが見てとれました。同時に、機能を究極まで高めることが価値に繋がる案もあり、興味深かった」「小さい夢を叶えたい、誰もがそう思っている」「『ものづくり』と『思い』のバランスをとることがポイントとなりそう」「視点を変えてものを見ることの大事さを再認識した」……。日産のみなさんからのコメントの一部です。
また、ゲストとして参加下さったデザイナーの柴田文江さんからは、
「生活から発想した提案の強さを感じる。それぞれの提案を連動させることも出来るかも知れない」というコメントをいただきました。
充実のプレゼンテーションを終えて、参加者は懇親会の会場へ。日産のみなさんと、ユーザーである提案者、そして観覧者が一堂に会し、くるまの将来について大いに語り合える時間となりました。くるまのことを考えるのは、自分の生活や社会を考えることにつながり、それはつまり、未来を創り出すことにつながっている。空想くるまから生まれたアイデアが、どこかで芽吹くかも知れない。そのきっかけとなる貴重な時間を過ごせ、空想生活スタッフも大興奮、大充実、大きな手応えを感じた1日でした。
志賀COOをはじめ、日産自動車の山下光彦さん、中村史郎さん、大極司さん、土井三浩さん、森田聡さん、須山義弘さん、週末の貴重な時間をありがとうございました。そして提案者のみなさん、おつかれさまでした!
講堂に移動し、食事をしながらの懇親会
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